アロマテラピーとは、様々な植物の花や葉、果皮や樹木などから抽出された精油(エッセンシャルオイル)を用いて行う自然療法の一種で、ヨーロッパでは古くから伝統医学の中で用いられてきました。日本でもリラクゼーションだけではなく、精油のちからを代替医療に取り入れようという動きがあるようです。
アロマテラピーという言葉は、フランス語の芳香を意味する「アロマ」と治療を意味する「テラピ」からなる造語で、アロマセラピーは英語です。
現在アロマテラピーには2つの流れがあり、1つは医師の指導の元で医療行為として取り入れられているフランス流と、もう1つはアロマセラピストというアロマの専門家によって、リラックス法やスキンケアなどに取り入れられているイギリス流です。日本で主に取り入れられているのはイギリス流で、エステやリラクゼーションサロンでトリートメントメニューとして行われていたり、自宅で気軽に部屋やお風呂の芳香として取り入れたり、マッサージに使用したりなど「アロマ」が身近な存在になってきています。
アロマテラピーで用いられる精油(エッセンシャルオイル)は、様々な種類がありますが、アロマオイルやポプリオイルなどとは異なり、一切希釈していない天然成分100%のものを言います。高濃度かつ希少であり、その作用はとても高いため、取り扱いには注意が必要です。