
医師事務作業補助者の仕事内容は?

医師事務作業補助者の仕事は、医師の指示の下に行うことが出来る業務が大きく分けて4つあります。
1)診断書等の医療文書の作成補助
2)診療録(カルテ)への代行入力
3)医療の質の向上に資する事務作業
4)行政などへの報告対応
医師は、医療行為だけではなく様々な業務を行っています。慢性的な医師不足とそれに伴う医師の長時間労働が大きな問題となっている昨今、医師の負担を少しでも軽減するために医師事務作業補助者の仕事はあります。上記の業務のうち、主として1の医療文書の作成補助を行っている病院が多いようです。
行うことが出来る業務に対し、診療報酬上、行うことができない業務についても明記されています。
1)医師以外の職種の指示の下に行う業務
2)診療報酬の請求事務
3)窓口や受付業務
4)経営・運営のためのデータ収集業務
5)看護業務の補助
6)物品運搬業務
医師事務作業補助者の仕事は、医師の指示の下に行うことが原則のため看護師などの指示による業務や、2・3のような医療事務業務や、5のような看護助手業務は行うことが出来ません。
また、医療機関は医師事務作業補助者を新たに配置してから6か月間は研修期間として、業務内容について必要な32時間以上の基礎研修を行なうことが定められています。
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