主な仕事内容
仕事内容は主に、高齢者や障害者の家、又は施設での介護になります。食事を作ったり、掃除をしたりといった身の回りのお世話や、排泄や入浴介助、または食事の介助など身体のお世話が主なお仕事です。
資格取得後の勤務形態について
資格取得後、介護職としての働き方(勤務形態)は様々です。非常勤やパート職員など時給で働く方法と、正社員で働く方法、登録ヘルパーとして働く方法などがあります。ご自身がどのように働きたいかに合わせて働き方を選択することが可能なのは、介護職の大きな魅力です。
正社員・常勤で働く
腰を据えて働きたいという方は正社員、常勤として働くことが多いかと思います。お給料や福利厚生などの詳細については事業所によって異なるため、一概には言えませんが、正社員を希望する場合の注意点として休日が挙げられます。常勤の場合、日祝日の出勤や夜勤をしなければいけないという職場が多くなっていますので、そうした条件が難しい場合は就職を決める前に
あらかじめ確認をしておきましょう。
非常勤・パート・登録ヘルパーで働く
子供が小さくて長時間働けない主婦の方、副業として別の仕事とも並行したいという方に多い働き方が非常勤・パート職員・登録ヘルパーです。この働き方の最大のメリットは働く日、時間帯、何時間働くかなどが比較的自由になることです。平日の昼間だけ働いたり、登録ヘルパーで週に何度か短時間だけ働いたりといった働き方が可能なため、都合に合わせて働きたい方に人気です。
活躍できる勤務先について
介護職員初任者研修の有資格者には、活躍できる場所がたくさんあります。
主な勤務先をご紹介します。
訪問介護で働く
「訪問介護」は介護職員初任者研修修了者の代表的なお仕事です。簡単に言うと、高齢者や障害者の方の自宅を訪問して介護や日住生活のお世話をする仕事です。平均にして1時間から1時間半のサービスを一日に数件行います。
特別養護老人ホームで働く
特別養護老人ホームとは、身体上、または精神上著しい障害があり、介護の必要がある「要介護」の判定が出た人が利用可能な、老人福祉施設です。略して「特養」とも呼ばれています。
こちらでは、施設に入所やショートステイなどで宿泊をしている高齢者の身の回りの世話や、入浴など身体の介護を行います。勤務は交代制をとっているところが多く、夜勤などもあります。認知症をはじめ、さまざまな病気を持った高齢者が入所しているため、介護についての多様な技術が学べること、職員が多いため仕事の相談をしやすい、また大規模な施設の場合、研修体制が整っていたりと、介護の職員として成長の機会が多い点は一つのメリットです。
一方、多数の利用者を介護しなければならないため忙しくなりがちで、きめ細かい介護が行いづらいところがあったりもします。
デイサービスで働く
グループホームは、認知症の方を対象に、スタッフの援助を受けながら、小人数、一般の住宅で生活する施設です。
仕事の内容としては、入浴介助や食事介助のほかに、レクリエーション的な活動(料理や野菜づくりなど)を行うこともあります。勤務は夜勤もあります。
こちらで働かれる方は、規模が小さいため、利用者と向き合い細かいケアが出来るというところに魅力を感じる方が多いようです。
病院で働く
介護職員初任者研修の働く先には介護施設や、事業所ばかりでなく、医療施設もあります。病院では、看護助手として患者の食事介助や入浴介助、おむつ交換を行ったりするなど、介護の分野での役割を担っています。介護職員初任者研修の資格がなくても就労できる病院もありますが介護職員初任者研修の資格はもっていたほうが有利です。
資格取得後の収入の目安
身体介護か生活介護かによっても時給が大きく変わります。
身体介護だと、時給1,800円の求人もございますし、夜勤専従スタッフの日給だと約3万円の求人もございます。身体介護は介護職員初任者研修の資格が必要なため、お給料UPの面からも介護職員初任者研修の取得をオススメ致します。