医療事務講座の学習内容について
医療事務講座のカリキュラム
医療事務の講座には様々なカリキュラムがあります。通学・通信講座のカリキュラムは、大きく分けると専門型と総合型の2種類があります。
専門型 | 専門型の講座では、レセプト業務など実際に資格試験に合格するために必要な知識を効率的に学習できるようなカリキュラムが組まれています。 |
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統合型 | 医療事務の資格試験合格はもちろん、病院で実際に働く際に活用できるスキル(パソコンや接客スキルなど)も身につけていくカリキュラムが組まれています。 |

医療事務スクールの特徴
医療事務は家事や育児で毎日忙しい方でも無理なく取得可能な資格です。合格保証制度がある学校や、全国の校舎で好きなときに好きなだけ映像で学べる学校も!
- 1未経験でも短期間で取得可能!
- 医療事務の資格は、最短1ヶ月~という短期間で取得が可能です。試験の難易度は低く、持ち込みOKの場合も。合格保証付きの講座もあり、取得しやすい資格です。
- 2多彩な学習プランから選択可能
- 通信教育や通学コース(例:夜間コース・平日コース・土日コースなど)スクールによって多彩なコースがあり、ライフスタイルに合わせて資格取得が可能です。
- 3当日予約OKな講座や振替受講でスケジュールが自由自在!
- 当日受講予約OKなスクールも多くあり、24時間育児中のママでもスキマ時間を利用した学習方法で取得を狙えます!

医療事務の試験について
医療事務の資格は国家試験ではなく、各協会が認定する民間資格のため数多く存在します。その中で特に知られている4つの資格の試験について紹介します。
保険請求事務技能検定試験
日本医療事務協会が実施する「医科」の保険請求事務試験。合格率は70%程度です。
受験資格 |
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受験科目 | 実技試験 診療報酬明細書(レセプトチェック入力)の作成・・・外来1問、入院1問 |
学科試験 多肢選択式・・・10問(医療保険制度、診療報酬、薬価、材料などの基礎知識や、医学用語など)※資料の持ち込みが可能です。 |
医療事務管理士技能認定試験
技能認定振興協会が実施する医療事務管理士®技能認定試験。
「医科」と「歯科」があり、合格率は50%程度です。
受験資格 | なし |
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受験科目 | 学科試験 マークシート形式・・・10問
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実技試験・・・3問
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医療事務技能審査試験
一般財団法人日本医療教育財団が実施する、医療事務関係の試験としては最大規模の全国統一試験です。合格するとメディカルクラーク®の称号が与えられます。「医科」と「歯科」があり、1級と2級で受験資格が異なるため注意が必要です。合格率は50%程度です。
受験資格 | 1級・・・審査委員会が審査規程により認める課程を専門学校等で履修した者か、医療事務職として3年以上の実務経験がある者、もしくは2級の技能審査に合格し、医療事務職として実務経験を1年6ヵ月以上ある者 |
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2級・・・2審査委員会が審査規程により認める課程を専門学校等で履修した者か、医療事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者 | |
受験科目 | 実技I(患者接遇/筆記(記述式)・・・2問 50分) 学科(医療事務知識/筆記(択一式)・・・25問 60分) 実技II(診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検・・・4問 70分) |
診療報酬請求事務能力認定試験
医療事務関連資格の中で唯一、厚生労働省の認定を得ている「国家認定資格」です。
そのため、他の資格に比べて難易度が高く最難関といわれており、合格率は30%程度となっています。「医科」と「歯科」があります。
受験資格 | なし |
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受験科目 | 学科試験
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実技試験(診療報酬請求事務) |
その他医療事務資格
その他にも下記のような医療事務資格があります。
- 医療管理秘書士
- 医療秘書技能認定試験
- メディカルレセプションクラーク
- 医療保険士
- 医事管理士
- 医療情報実務能力検定試験
- 医事オペレーター技能
- 医療事務士
- 医療秘書認定試験
- 医療保険調剤報酬事務士
- 調剤事務管理士技能認定試験
- 調剤報酬請求事務専門士検定試験
- 医事コンピュータ技能
- 医事情報システムオペレーター