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ケアマネジャーの合格率は?

ケアマネジャー(介護支援専門員)の試験、介護支援専門員実務研修受講試験は1998年に第1回目が行われ、その時の合格率は44.1%でした。ケアマネジャーの資格試験は、 毎年年1回行われており、昨年に第16回目が行われています。2013年までに、2,043,576人が受験し、568,123人が合格しています。合格率は、第1回目の試験から年々低くなっており、 ここ3年は20%を下回っています。昨年2013年度には、受験者数144,397人に対し、合格者数は22,322人と合格率15.5%でした。 ケアマネジャー試験は、公的資格の中では標準的な難易度ですが、ケアマネジャー資格保有者の数の増加や、受験数そのものの増加のために合格率が下がってきていると言われています。
ケアマネジャー試験では、一定の法定資格所有者は、保健医療福祉サービス分野の問題の解答を一部免除されます。試験科目は下記の通りです。

■介護支援分野
介護保険制度と介護支援サービスに関する知識や技能を問われます。特に介護保険制度については試験での比重も高く、難易度も高いです。

■保健医療福祉サービス分野(基礎)
医療的な知識や介護の方法、リハビリテーション、医療サービス各論に分かれます。

■保健医療サービス分野(総合)
基礎の範囲のより専門的な知識を問われます。

■福祉サービス分野
高齢者福祉の知識と福祉サービス各論特に、面接やソーシャルワーク関する問題は、事例的な問題もよく出ます。

年々合格率も下がってきていますから、しっかり学習計画を立て、知識を確実なものにしておく必要があります。受験対策講座には、通学・通信どちらの講座もあります。